LPガスと都市ガス

安心・安全
環境にやさしく、災害にも強い21世紀のエネルギー

選択されるエネルギーとして、「都市ガス」をご希望されるお客様に対して当社が無理やりお引き止めすることはありません。
しかしながら最近の傾向をみますと「都市ガス」を選ばれる理由は大きく下記のようになっているようです。

  • 時の流れだから
  • まわりが都市ガスに切り替えるから、それに合わせないと
  • 何となく都市ガスの方が近代的だから
  • LPガス(プロパン)って恐い気がする
  • LPガス(プロパン)は値段が高いような気がするから

比較的漠然とした理由や、私どもが抱くイメージと違った解釈であるものが多くあり、私どもとしても真摯に受け止めて本当のLPガスについて、もっともっと告知していかなければならないと考えます。

それでは、ちょっとしたクイズを出してみます。

【問題1】
LPガスと都市ガス、単位あたりのカロリー(熱量)の高いのは どちらでしょうか?
【問題2】
地球温暖化防止のために二酸化炭素(CO2)の削減が必要ですがLPガスと都市ガス、二酸化炭素(CO2)の発生量が少ないのはどちらでしょうか?(採掘から消費までを含めたトータルで)
【問題3】
LPガスと都市ガス、最近の統計で事故が少ないのはどちらでしょうか?
【問題4】
LPガスと都市ガス、地震災害時に火災などの二次災害を防止し 復旧が早かったのはどちらでしょうか?

答えはすべてLPガスです!

意外に思われた方も多いのではないでしょうか? 現在、日本全国の国内の都市ガス利用世帯は2,700万世帯。対するLPガス利用世帯は2,500万世帯。ところが、供給面積で言うと、都市ガスのパイプが届いている地域は全国のわずか5%、残りの95%にはLPガスが供給されています。 その用途は家庭・業務用ばかりではなく、各種工業用、化学原料用、農水産用、電力用から都市ガス原料用まで、あらゆる産業分野に使われているLPガス。今やその役割は日本の全エネルギーでも重要なものになっています。

熱量について
まず、どちらがお得か考える前にそれぞれの熱量を知る必要があります。最近、多くの地域で使われている都市ガスは13Aという種類です。LPガスが1m3あたり約24,000kcalに対して都市ガスは約11,000kcal。つまり熱量はLPガスの方が約2.18倍あるのです。
わかりやすく説明すると、例えば同じ量のお湯を沸かすのにLPガスの場合1m3で沸くのに都市ガスは2.18m3必要になります。よってm3あたりの単価の比較をする前に同じ熱量に換算する必要があります。
工事費用について
都市ガスに切り替えると本管から敷いた場合で25~30万円程度、宅地内だけでも10万円以上の工事代がかかります。またLPガス用の設備を都市ガス用のものに替えるためにも費用がかかります。また、古い器具の場合は部品が無いため買い替えなければならない場合もあります。月々のガス料金に工事費用を均等割りして上乗せすると決して安いものにはならないのです。

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